
最近「パレットトーン」ってSNSでも目にするけどなんなの?

なんだ知らんのか?暗号資産・仮想通貨と言われるものの一つだ。

仮想通貨ってビットコインのことじゃないの?

ビットコイン以外にもたくさん種類があるぞ。

そんな中でも「パレットトークン」は日本で誕生した数少ない暗号資産なんだ。
「パレットトークン」について詳しく見ていこう!
パレットトークンとは
パレットトークン(PLT)は数少ない日本発の暗号資産の一つで、日本のエンタメに関するNFTを取り扱うことができるWeb3.0銘柄です。

待って待って!いきなり置いてかれそうだよ!

いきなりあれこれ詰め込むのも無理があるか・・・。

まずは難しいことは置いといて、どんなものか雰囲気がわかるように見ていこうか♪
より詳しい解説は別のページを用意しておくね。
NFTとはデータのコピーや編集が簡単にできるデジタルの世界で、コピーや編集されていないオリジナルのデータだと証明ができる技術です。
その技術を使って日本のエンタメ、つまりマンガやアニメ、ゲーム、音楽やスポーツを日本、そして世界へ発信していこうとしている暗号資産がパレットトークンなのです。

へぇ、日本のマンガやアニメやゲームって世界的にも有名だよね♪

一方で、クリエーターは有名になるまでまとまった収入が無かったり、海賊版が出回って期待していた収益が得られない問題も存在している。

だからこそパレットトークンを使って、日本さらには海外に売り出していければ、日本のエンタメ業界の成長にもつながりそうだね。
- パレットトークンは日本で誕生した暗号資産
- 日本のエンタメ(マンガ・アニメ・ゲーム・音楽・スポーツ)のNFT
パレットトークンの歩み

「パレットトークン」は今どんなプロジェクトがあるの?

最近は目まぐるしくプロジェクトが出ていて追いきれないくらいだ。

運営が歴史を出してくれてるから、それをなぞって見てみようか。

うっ!英語・・・・。

大丈夫!日本語でポイントをかいつまんで説明していくよ。
ここには載ってない気になる情報も補足していくね。

2019年
・プロジェクトがスタート
2020年
・コミカブがリリース
Link-Uと提携して無料先行公開などの特典が受けれるNFTが発行されて、145時間で5000枚が完売しました。

Link-Uは東証プライムに上場しており、ゼブラックというジャンプ連載漫画から異世界ノベルまで読み放題のマンガアプリを開発しています。

おー!Link-Uってジャンプのマンガアプリとか作ってるんだ!
2021年
・日本発のIEOとしてCoincheckに上場
IEOとはInitial Exchange Offeringの略で新規銘柄を割安価格で購入できる仕組みのことです。
IEOは暗号資産取引所による審査を経て上場しています。
パレットトークンは東証プライムに上場しているマネックスグループの傘下Coincheckの審査を通過しました。
・前澤友作氏が出資
前澤友作氏より4.8億円を資金調達しています。
前澤氏と関係するプロジェクトはこれが発端なのでしょうね。

・PLTウォレットのリリース
・ステーキングの開始
PLTウォレットがAndoroid/iOSアプリとしてリリースされました。
そしてステーキングが実施できるようになりました。

PLTウォレットって?

パレットトークンやNFTを保管できるデジタルのお財布だ。

じゃあ、ステーキングは?

ウォレットの中でパレットトークンをロックすると、報酬にパレットトークンをもらえる仕組みのことだ。

ウォレットの使い道や使い方、ステーキングについては別の記事で紹介しているよ。
この記事の最後にリンクが張ってあるから見てみてね。
・デジタル通貨フォーラム NFT分科会の実証実験を発表

また難しそうな言葉がでてきたよ💦

これは個人的にとっても大きなニュースだと思うから、後で個別に取り上げるね。
2022年
・PLT Place オープン
PLT Placeはパレットトークンやクレジットカードを使ってNFTコンテンツの購入ができるサイトです。
・ハッシュパレットグローバルの発足
海外向けの情報発信が正式にされるようになりました。

ここまでは、パレット周辺のインフラを整備してきた感じだね。
そして、ここから怒涛のプロジェクト発表がはじまったんだ。
たくさんあるからカテゴリごとにまとめたものを見ていこう。
パレットトークンに関わるプロジェクト
ゲーム(遊んで暗号資産を手に入れる NFTを使ったゲーム)
NFTを使ったゲームが2022年夏までに3本も出てくる予定です。

予定されている3本のゲームタイトルはこんな感じ
「De:Lithe Φ (ディライズ ファイ)」・・・サービス開始から累計777万ダウンロードの人気オンラインRPG「De:Lithe」をNFTを利用したゲームに生まれ変わって再登場。
「CryptoNinja Party!(クリプトニンジャパーティー)」・・・実業家のイケダハヤト氏が運営する忍者キャラクターのNFTシリーズ「CryptoNinja NFT」がNFTゲームになって登場。
「ELF Masters(エルフマスターズ)」・・・HashGamesオリジナルのファンタジーアドベンチャー型NFTゲーム。

ELF Mastersについては朝日新聞の夕刊一面にも取り上げられていたね。
さらには懐かしのmixiゲーム「サンシャイン牧場」のNFT化権をHashPaletteのブロックチェーンゲームスタジオ部門「HashGames」が獲得したようですよ。
「サンシャイン牧場」がNFTゲームとして生まれ変わる日も近そうですね。

これまで海外からリリースされたNFTゲームはいくつかありましたが、日本発のNFTゲームというのは楽しみですね。

出てくる情報が日本語なのも助かる♪
NFTマーケット
エンターテインメントのNFT化プロジェクトも続々と発表されています。
マンガ・アニメ・絵本
芸能・音楽・スポーツ
- SKE48×NFTトレカ
- 人気TikTokクリエイターによるNFTマーケット
- 阪神タイガース公式NFTサービス
- 「Element Black」のミュージックNFT
- エイベックスと強固に連携したNFT基盤「MetaSolare」の立ち上げ
アート
PFP(プロファイル画像など)
更新日:2022/08/22
これからも情報が更新されたらここに追加していきますね。
soraさんがパレット関連のプロジェクトの概況を簡潔にまとめています。


すごいたくさんあるね。
あれ?そういえば最初に一緒にやってたLink-Uとはないの?

今はLink-Uがパレットに関わっているのかはわからないな。

そうなの?

Link-Uの2021年4Q 決算説明資料ではドーンとパレットトークンが載っていたが、それ以降の決算説明資料では出てこなくなってしまった。

Link-Uは中国に力を入れていたみたいだけど、同じタイミングで中国が暗号資産を全面禁止にしたことも関係するのかな。

ねぇねぇ!Mugen ARtのPartnersにLink-Uが載ってたよ!

じゃあ、当初とは違う形かもしれないけれど、パレットと関わっていそうだね♪

プロジェクトはどれもチャレンジングだから、すべてがうまくいくとは限らないな。

一つ一つのプロジェクトに一喜一憂するんじゃなくて、幅広いプロジェクトにチャレンジしていって、成功するプロジェクトが少しずつ増えていくといいね。
デジタル通貨フォーラム NFT分科会の実証実験

あっ、後から説明するって言ってたやつだね♪

これは個人的に本当に応援しているプロジェクトなんだ。
NFT領域におけるデジタル通貨の利用について検討と実証実験を行い、デジタル通貨決済の普及に向けた課題に取り組んでいます。
凸版印刷やKDDI、NTTドコモ、ディーカレットなど一流企業の中にHashPort(パレットトークンを発行しているHashPaletteの親会社)も名を連ねています。
その実証実験の中でパレットトークンも使われるんですよ!

この記事によると、これらの企業が役割分担して実証実験に取り組むようですね。

すごい!・・・つまり、それってどういうこと?

・・・💦
つまり、NFTの販売や流通、支払いがどうすればスムーズにいくか協力しあって確かめようとしているんだ。

ただ、関連する企業も多く、規模も大きい話だから時間のかかるプロジェクトだと思うよ。
だからあせらず、じっくり待っていようと思うよ。
実現しているプロジェクト
ここまで紹介してきたプレスリリースの中で、実際にリリースされたプロジェクトを紹介します。
記事にできているものはその記事を、まだ記事にできていないものはそのプロジェクトのホームページを載せておきますね。
ゲーム (遊んで暗号資産を手に入れる NFTを使ったゲーム)
NFTマーケット
マンガ・アニメ・絵本

パレットトークンの特徴

そういえば最初に暗号資産はたくさん種類があるって言ってたけど、パレットトークンならではの特徴ってなんなの?

それは大事な視点だな。

ちゃんと把握するためには公式のホワイトペーパーを読むのがいいよ。
ここではすごく簡単にピックアップしておくね。
- マンガ・アニメ・スポーツ・音楽といったエンターテインメントコンテンツのNFT流通のための暗号資産
- 他の暗号資産との相互運用ができる
- 手数料の低価格化・安定化

1つ目はこれまで見てきた内容だよね♪
2つ目の相互運用ってどういうことだろう?

先ほど暗号資産にはたくさんの種類があると言ったな。
それぞれのNFTは基本的にその暗号資産の中でやりとりがされるんだ。
それを別の暗号資産ともNFTの行き来ができるようになるということだ。

ふーん。
電車で違う路線に乗り換えるみたいなことかな?

なかなか鋭い例えだな。
世界の様々な暗号資産の中で、ダントツにメジャーなのはビットコインです。
ただし、ビットコインはNFTを取り扱うことができません。
ビットコインの次に普及しているイーサリアムはNFTを取り扱うことのできる暗号資産です。
このイーサリアムとパレットトークンの間もNFTの行き来が可能です。

「パレットトークンの歩み」のパートではあえて触れてなかったんだけど、パレットトークンはIOSTという暗号資産を開発している組織とも提携をしたんだ。

IOSTはシンガポールで産まれた暗号資産で日本人にも非常に人気だ。

じゃあそのうちIOSTとパレットトークンの間で、NFTを行き来できるようになるかもしれないんだね♪

利用手段が増えていくのはとてもいいことだな。

じゃあ、3つ目の手数料の低価格化・安定化っていうのは?

先ほど話題に上がったイーサリアムというかなり普及している暗号資産があったな。
そのイーサリアムを別の場所に送ったり、NFTを購入したりするたびにガス代と呼ばれる手数料がかかるんだ。

手数料だったら銀行でもかかるから、しょうがないんことなんじゃないの?

混雑具合に応じて毎回価格が変動する上、時には数千円になることもあるんだぞ。

す、数千円💦
じゃあ、パレットトークンは?

パレットトークンを別のウォレットに送ることは無料でできるよ。

パレットトークンってすごく便利なんだね✨
パレットトークンを発行している会社

これらのプロジェクトを主導している会社もしっかり見ていくべきだな。

見ていくってどうやって・・・。

会社のホームページを参考にすればいいんじゃないかな。
パレットトークンは株式会社HashPaletteが発行している暗号資産です。
HashPaletteは株式会社HashPortを親会社に持ち活動しています。
Hashportは大きく3つの事業に取り組んでいます。
- 「トークンアーキテクト事業」では新しく取り扱う暗号資産のコンサルティングなどに取り組んでいて、金融庁の厳しい監査に対して日本トップレベルの実績を持つ
- 「ブロックチェーンシステム事業」では暗号資産取引を安全に行うために金庫の役割を持つウォレットを開発し、暗号資産交換業者に提供
- 「NFT事業」ではHashPaletteを設立し、NFTを発行・管理・流通させるためのプラットフォームを提供
三つ目の「NFT事業」まさにこれがパレットトークンに関する事業ということですね。
さらに、HashportとHashPaletteの代表取締役CEOである吉田世博氏は「NFTの教科書」の著書の一人でもあります。

また、吉田世博氏は歴代最年少で日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)の理事に就任されました。
これまでの実績やこれからの決意の結果なのでしょう。
さらには、2022年7月22日 HashPortは三井住友フィナンシャルグループとトークンビジネス領域において協業することを発表しました!
両グループの知見を結集して「多くのプレイヤーを巻き込んだ」エコシステムの構築をめざしていくそうです。


これはすごいビッグニュースだ!

どんどん広がっていくね♪

HashPortはパレットトークンが産まれる前から暗号資産に関する事業をしていて、実績とスキルを持ち合わせ、どんどん事業を拡大している会社のようだね。
パレットトークンを取り巻く環境

実は今パレットトークンにとってすごく追い風が吹いてる。

ど、どういうこと💦

日本はNFTやWeb3.0を国の成長戦略にかかげたんだよ。
Web3.0はまだ定義が完全に確立されているわけではありませんが、Web1.0はホームページなど見るだけのインターネット世界。
Web2.0はSNSなどでユーザー同士がコミュニケーションができるインターネット世界。
これまではホームページやSNSを提供している企業などにすべての情報が集まっていました。
Web3.0はこれまでの中央集権から脱却し、各人が情報を管理していくインターネット世界を目指していく概念です。
そのWeb3.0やNFTの技術に着目して日本政府は成長戦略に掲げました。

かつては自動車や電気製品など海外への輸出で目まぐるしい経済発展をしてきた日本。
デジタルの時代となった今ではGAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、MicroSoft)といったアメリカの企業の製品やサービスが身の回りにあたりまえになり、日本はなかなか苦戦しています。
Web3.0の時代には日本のお家芸、アニメや漫画、ゲームなどを活かして、日本そして世界に普及できるといいですね。

NFTやWeb3.0は別のページでもう少し詳しくとりあげてみようかな。
パレットトークンを購入するには
パレットトークンが購入できるのは現在のところOKCoinJapan、Coincheck、CoinTrade、Bybitの4か所の暗号資産取引所だけです。
ここではOKCoinJapanとCoincheckについてご紹介します。
それぞれにメリットがあるので、目的や状況に応じて口座開設をするのがよいと思います。

私はどちらの口座も開設しておいて、状況や用途に応じて使い分けてるよ。
パレットトークンを購入後、パレットトークンを使ってステーキングしたり、NFT購入をするならOKCoinJapanがおススメです。
それはPLT ウォレットとの接続性がすごくいいからです。
ウォレットの使い道や使い方、ステーキングの設定方法を説明する中でとりあげますね。
OKCoinJapanの口座をお持ちでない方はこちらから口座開設して入金すると1000円分のビットコインがもらえますよ♪

口座開設の完了までに1週間ほどかかります。
Coincheckは国内最大級の取引所であるため、利用者が多くパレットトークンの売買がしやすいです。
比較的短い期間で口座開設が完了することができます。

パレットトークンをはじめ暗号資産の購入は投資だよ。
思ったように価格が上がらないことや、損失になってしまうこともあり得るよ。
余剰資金の範囲で自己責任で取り組むようにしてね。
パレットトークンを購入したり、パレットトークンを使ったステーキングやNFT購入をしたい方はこれらの記事をご参照ください。
NFTを購入するために必要な最小限の情報だけでほしい方はこちらの記事を参考にしてみてください。